在校生の声・卒業生の声
目標に進む在校生、元気に働く卒業生
これから調理師を目指すみなさまへメッセージをお届けします。
調理師 上級専科(2年制)・専科(1年制)
在校生の声
押本秀平さん
出来なかった事が出来るようになる喜び
私の父は料理人です。小さい頃からその姿を見てとても憧れていました。進路を決める時も父のような料理人になりたいという気持ちが強かったので調理師専門学校に進学しようと思いました。ヨコ調の体験入学に参加した際に、料理を本格的な設備で作ることはとても楽しかったです。在校生スタッフの気持ちの良い挨拶・返事も印象に残っています。学校生活は調理の知識や技術など覚えることが多くて大変ですが、1つ1つ出来ることが多くなってくると嬉しくなります。
卒業後は日本料理の専門店に就職し早く一人前になりたいです。
出身:私立八洲学園高校
小宮歩夢さん
間違っていなかった進路選択
私はアレルギーがあるため、自分が食べられる料理を作りたかったことがキッカケで興味を持ちました。また母が介護士なので介護食にも前から興味がありました。しかし進路として最初に目指していたのは保育士でした。どちらか相当悩みましたが最終的に調理の道に進もうと決めたのが12月の末でした。進路決定は少し遅かったですが覚悟を決める上でも今は悩んで良かったと思います。ヨコ調は少人数制なので皆仲も良いですし、実習授業でも解らない所は丁寧に親切に教えてもらえるので私にはとても合っている学校です。
進路を悩むことは大切ですが、決めた後には前を向いて進んでもらいたいです。そのために色々な学校の体験入学に行ってみて下さい。
出身:私立あずさ第一高校
志村麻衣さん
自分に合った学校選び
私は両親が調理師なので自然と料理に興味を持つようになりました。お菓子作りも大好きで良く作っています。高校3年で進路を決める時両方の資格が取得できる学校がないか探したところヨコ調を知りました。ヨコ調は他にも介護食士の資格も取得できます。親には「この技術は将来絶対必要になる」と言われました。しかし、私がヨコ調を決めた一番の理由は少人数制ということです。学校生活は覚えることが多くて大変ですが、好きなことをしているので毎日充実しています。将来は私の作った料理でお客様を幸せな気持ちにできるお店を持ちたいです。
難しいかもしれませんが、自分は何に興味があり、何を仕事にしたいのかをよく考えて決めて下さい。
出身:県立三浦初声高校
中島朱桃さん
夢が叶えられる学校
私は小さい頃から将来はパティシエになることが夢でした。進路選択も製菓衛生師資格が取得できる探し何校か見学に行きました。ヨコ調を選んだのは希望すれば多くの資格が取得できるところと、体験入学や学校説明会に参加した時に在校生が仲良さそうで学校の雰囲気がとても良かったことでした。クラスはみんな夢が同じなので話しも合うしとても楽しいです。私は製菓の授業と介護食士の授業を選択しました。介護食士の授業は今は希望していませんが将来絶対に必要となる資格だと思ったからです。毎日忙しいですが夢に向かって頑張っています。
食に関する資格を多く取りたいと思うならヨコ調を選んで損はないと思います。
出身:県立三浦初声高校
山口悠稀さん
自分を成長させてくれる学校
私は以前からお菓子に興味がありましたが、本当に楽しいと思ったのは友人にお菓子を作って渡した時にとても喜ばれ「美味しい」と言ってくれた時でした。進路を決める時に色々考えましたが、お菓子の勉強だけをするよりも料理を作ることによってお菓子にも応用が利くのではないかと思い両方勉強出来る学校を探しました。ヨコ調は社会人教育も行う学校なので厳しそうでしたが就職する為には必要なことですし絶対に自分が成長できると思い希望しました。卒業後は製菓の個人店に就職し多くの技術を身に付けたいです。
パティシエになることに必要な技術だけではなく本格的な料理も勉強したいならヨコ調はオススメです。
出身:県立平塚農商高校
卒業生の声
山田脩斗さん (調理師専科2014年卒業)
チームで仕事することの大切さを学びました。
コース料理を提供する中で、次に出す料理の準備をすることを「打荷」(だほう)といいます。1年目から2年目の半ばまではそれをやっていましたね。その後は前菜の調理を任されるようになり、現在は点心を任されています。
1年目は体力的にも大変だったし、中国語の専門用語も分かりませんでした。中国語については休みの日に自分で勉強しました。ホテルは気軽に来られる場所ではないので、お客様の期待に応えるクオリティーを意識しています。おいしいのは勿論、見た目にもこだわりたいですね。「何となくなりたい」という人と「絶対なる」と考えている人では学生時代は勿論、社会に出てからもあっという間に差がつきます。「絶対なるんだ」という強い気持ちで積極的に取り組むことが大切です。
勤務:横浜ロイヤルパークホテル
出身:神奈川県立津久井浜高等学校
小堀友奨さん (調理師専科2014年卒業)
校訓「礼儀・努力・思いやり」の大切さを、実感しています。
調理師は安心・安全を提供する仕事なので、衛生観念は最優先です。
また、挨拶ができないことには仕事をさせてもらえません。ヨコ調ではこういった基本的なことをはじめ、さまざまなことを小テストで学ぶことができ、現場で大きく役立っています。職場見学だけではわからないと思うので、目標とする先輩・上司を見つけ、直接会って話を聞くのもいいと思います。
勤務:ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
ブッフェ・ダイニング「オーシャンテラス」
出身:私立三浦学苑高等学校
沓名真衣さん (調理師専科2011年卒業)
校訓「礼儀・努力・思いやり」の大切さを、実感しています。
調理師を目指したのは、もともとお菓子をやりたかったのですが、親と色々考えた末、調理師の方が活躍の場が広いと考えて決めました。ヨコ調を選んだのは、地元だったことと推薦入試だと教材費免除があったこと、奨学金が使えたことが理由でした。
勤務:京急キッズランド黄金町保育園
出身:県立三浦臨海高等学校
杉山果優さん (調理師専科2017年卒業)
大事なのは覚悟があるかどうか。
ここで働き始めて2年目ですが仕込み、焼き物、仕上げを全て経験させていただいています。仕事の上で気をつけていることは時間を意識しながらやるということ。「きれいに仕上げる」だけではだめで、時間を意識してスピーディーにこなすことが大事です。
ヨコ調で学んだ事で一番役に立っていることは衛生観念ですね。私は爪を浅めに切る方だったのですが。入室検査で徹底的に指導していただき、今ではしっかり切りそろえるようになりました。 私は3つのアルバイトを掛け持ちしていたのですがスピード感が違いました。 寿司はとにかく回転率を求め、カフェは注文を取ったらあとはお客さん次第。小さなレストランはコース料理なので、食事のペースに合わせたサービスをしなくてはいけませんでした。その経験も今の私の糧になっています。
そして、実際に働けば憧れだけではない部分もあります。その時に、頑張れる覚悟を持ってください。
勤務:CHAYAマクロビフーズ
高等学校卒業程度認定試験合格
石川貴子さん (調理師専科2002年卒業)
初心を忘れないこと。
仕事をしていく上で気を付けていることは「初心を忘れない」ということです。慣れは怖いです、慣れると仕事が雑になっていきます。
メンタルの状態がそのまま仕上がりに反映されます。イライラしているときは仕上がりが悪く、他店の商品を見ても、作った人の精神状態が分かる。お客様に喜んでもらうには、まず自分の心の状態が良くなくてはいけません。ヨコ調では挨拶をとにかく徹底的に指導されました。
現場では思い描いていたことと違うことも起きます。その時に踏ん張れるかどうかが大事です。
勤務:CHAYAマクロビフーズ
出身:私立鎌倉女子短期大学
中村美穂さん (調理師専科2016年卒業)
学校で学ぶ知識は現場に出てからも大切です。
1年目は切りものや副菜を担当。2年目から主菜を任されるようになりました。 入居者の要介護度によって「常食」「粗刻み「超刻み」「ミキサー」に分けられていて、入居者の状態によってワーカーさんから栄養士さんへ、そして調理員にどのように調理してもらいたいかが報告されるので、それに沿った調理をしなければいけません。 調理の仕方が悪いと入居者の方から苦情もきます。そういったフィードバックに対応することも大切です。 学校で購入した食材図鑑や調理理論の教科書は今でも困ったときや疑問に思ったとき、読み返しています。
現場に出て1年目は大変だと思いますが、めげずにがんばってください。
勤務:横浜能見台ホーム
出身:私立三浦学苑高等学校
愛甲慎之介さん (調理師専科2017年卒業)
好きなことを仕事に。
こちらで働き始めて2年目を迎えます。入社した当時、たまたま現場に社員が少なく、1年目から「あげ場」、「焼き場」を経験させて頂きました。今年の4月からは新館から支店に配属され調理から配膳までの全般を担当しています。 店では、レギュラーのメニュー以外に、特別メニューをご提供することも多いです。そのたびに新しい調理法、食材、メニューを覚えられるのはとても楽しいです。
就職活動はあまり積極的ではなかったのですが、進路指導の先生に親身に指導して頂き、今のお店から内定を頂くことが出来ました。 現場に出て最初に感じたことは、2年制の専門学校を出た同期との技術の差でした。今のヨコ調には2年制があると聞いているので、出来れば2年制で学んだ方がいいと思います。
好きなことを仕事にすることは大切なことだと思います。調理に限らず、好きなことを仕事にしてください。
勤務:鎌倉鉢の木
出身:私立秀英高等学校
小嶌啓功さん (調理師専科2009年卒業)
校訓「礼儀・努力・思いやり」の大切さを、実感しています。
ヨコ調を卒業し株式会社TJKリゾートの調理部に就職をしました。最初は地元である千葉県富津市の金谷城スポーツセンターに2年間和食の調理部に、その後、神奈川県足柄下郡の箱根の森に6年間和食の調理部に勤務し今年で丸9年目を迎えました。
現在は近隣で寮生活をしながら当館に勤務をしており、温泉郷であるこの土地でお客様に四季折々の新緑や紅葉を楽しんでいただきながら相模湾でとれた旬のものをお客様に 提供しております。 例えば、「さざえのお造り・マグロの刺身・鯵の開き・天ぷら」などです。 また、お子様連れのお客様も多いのでお子様ランチのようにも食べやすく飽きさせない工夫もしています。
勤務:TJKリゾート TJK箱根の森
出身:私立木更津総合高等学校
調理師 普通科 高等学校コース
在校生の声
佐々木 楓さん
日本食のお店に就職したい
私は母と祖母の手料理を食べる事が大好きで、こんな料理を作ってみたいと思ったことが調理に興味を持ったキッカケです。ヨコ調の説明会に参加した際調理師を目指すとはどういうことか3年間で何をして自分が社会に出られるようになるかという話しを聞き、ここならなりたい自分になれると思いました。
出身:横浜市立生麦中学校
佐藤龍之助さん
自分のお店を持ちたい
私は、家の料理の手伝いをよくしていました。楽しくて美味しい料理を自分で作って食べてもらえたら嬉しいだろうなと思ったことから希望しました。説明では、先輩方全員が明るく挨拶がすばらしく「すごい」と感じました。入学時の気持ちと目標を忘れずに、毎日コツコツと努力をしていきたいと思います
出身:横須賀市立久里浜中学校
清水賢斗さん
卒業後も様々なお店で習いたい
私は、小さい頃簡単ではありますが料理を作り家族が喜んでくれたことから調理に興味を持ちました。ヨコ調は中学校で友人や先生に「見学してみたら」と言われたので参加しました。クラスは皆優しく、時にはふざけることもありますが、やる時には皆で協力し合って行えるとても良いクラスだと思います。
出身:横浜市立橘中学校
高橋果鈴さん
和食の職人になりたい
私は、小学生の頃からお菓子作りや料理をすることが好きでした。中3で進路を決める時に自分の好きなことを職業に出来たら素晴らしいと考えて受験を決めました。来年度は介護食士の授業を選択したいと思っています。
出身:寒川町立旭が丘中学校
卒業生の声
大浦賢介さん (2014年調理師普通科卒業)
インターンシップで学んだ責任感や緊張感。
憧れだったレストランのシェフとして充実した日々を送っています。
料理の一つひとつを丁寧にそして、安全で安心して楽しんで頂けるよう責任を持って作業をしています。
進路に役立ったことは在学中のインターンシップでした。実際の調理現場での研修は、授業とは違い責任感や日々の緊張感が必要となります。
私もまだまだ駆け出しです。学んだことをフルに活かし、早く一人前になれるよう、お互い頑張りましょう。
勤務:ローストビーフの店鎌倉山
出身:大磯町立大磯中学校
倉垣千可良さん (2008年調理師普通科卒業)
学校で学んだすべてが今の私を支えてくれています。
宴会料理に携わりたくて今の職場で働き始め、5年が経ちました。
後輩たちも入社し、社会人の先輩として指導の難しさを改めて感じています。
1年目は仕事を教えて貰う立場ですが、2年目以降は自分で探し、さらに仕事を与えられるような環境作りも重要となります。
学校で学んだ「礼儀・努力・思いやり」はもちろんですが、授業で教えて頂いたことのどれもが社会で必要としていること。すべてを吸収しておくことをおすすめします。
勤務:ヨコハマ グランドインターコンチネンタルホテル
出身:横浜市立洋光台第一中学校
金杉晶さん (2016年調理師普通科卒業)
園児達の食育にも関わっています。
仕事は常にチームで行うので、相手の話を聞き、自分の意見も上手に伝えられることが大切です。人間関係を円滑にするコミュニケーション力を身につけられたことはとても役に立っています。
在学中の思い出としてはインターンシップが一番印象に残っています。もともと人見知りなので初日はとにかく緊張しました。ただ日を重ねるごとに任される仕事も増えてきて、最後にはとても楽しく、終わるのが寂しかったのを覚えています。
保育園の調理師は園児達とふれあう機会も多いです。園児達は、作った人の顔が見えることによって、「残さず食べよう」という気持ちにもなります。季節のイベントでは園児達と一緒に調理をすることもあります。その体験が好き嫌いをなくすことにも役立っています。 園児の健康を預かる仕事ですので、衛生面は最優先です。
勤務:京急キッズランド上永谷保育園
出身:横浜市立南が丘中学校
山岸勘太さん (2016年調理師普通科卒業)
将来は、小さなカフェを開きたいですね。
入社から半年は皿洗い、掃除、運搬など、包丁を触ることすらありませんでした。精神的につらいときもありましたが、それでも続けられたのは、同僚・先輩の存在、家族の期待があったからです。 そのあと、野菜のカット等を徐々に任されて、今はソースを作る、肉を焼く、フォアグラを焼くなど徐々に仕事を任されている。 休日はなるべく料理はせずにリフレッシュすることを心がけていまするが、ふとしたときに料理のことを考えることはありますね。 ヨコ調の先生方は生徒を「高校生」としてではなく社会人として見ます。挨拶はとにかく徹底的に指導されました。言うべきことを言ってくださった先生には今でも感謝しています。 今の将来の夢は本格的な料理の店と言うより、小さなカフェをやってみたいですね。
生半可な気持ちでは続かない世界です。覚悟を持って入ってきてください。
勤務:ブライダルプロデュース
出身:横浜市立舞岡中学校
鈴木玲奈さん (2016年調理師普通科卒業)
職場で貴重な存在になっています。
ヨコ調で学んで一番役に立っていることは挨拶です。人間関係とチームワークが大切ですので、挨拶を徹底的に指導して頂いたことはとても役に立っています。 調理の世界に興味を持った理由は、家族団らんの時間が好きで、そういう時間を自分も作りたいと思ったからでした。
18歳で高卒資格・調理師免許・介護食などの資格があるのは貴重だと思います。入職当時、系列園合同のミーティングでは私のような10代の存在は貴重でした。
勤務:京急キッズランド井土ヶ谷保育園
出身:横浜市立森中学校
稲森優月さん (2017年調理師普通科卒業)
「時間厳守」と「メモを取ること」の大切さを教わりました。
1年目はオープンキッチンに配属されました。 オープンキッチンでは調理だけではなく、お客様と会話をしながらのサービングも求められます。フレンドリーでありつつ失礼のないような言葉遣いに気をつけました。現在はホテル内のすべての食材のカッティング、宴会用のスープなどを担当しています。 ヨコ調では「時間厳守」と「メモを取ること」、これを徹底的に指導して頂いたことは現場に出てからとても役に立っています。 いつかディズニーホテルで働きたいです。 また、2020年東京オリンピック・パラリンピックの時、選手村の調理師になれたらいいなと思っています。
人に流されず、自分で決めたことを責任を持ってやり抜いてください。そういう姿勢でいれば、必ず誰かが見ていてくれていて、困ったときに助けてくれます。
勤務:横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
出身:横須賀市立鷹取中学校